なぜ儲かっているのに倒産してしまうのか?典型的な6つの事例

資金繰りのノウハウ

ここまでに、いくら儲かっていてもその資金繰りがうまくいってないと黒字での倒産もアリエルと言う話をしてきました。

今回はもう少し踏み込んで、その典型的な資金ショートの事例について紹介していきます。

これはあくまで事例なので他にもたくさんの事例はありますが、これだけひとまず抑えておけば要所は抑えた事になるので、ぜひ覚えておきましょう。

儲かっているのに倒産する6つの事例

それでは1つずつ紹介していきます。

設備投資代

新しく事業を始めようとすると、必ずそこには物理的な投資が必要になってきます。

例えば、工場を建てる費用だったり、そもそもものを作る工作機械だったり、料理屋の場合はキッチン道具だったり、レストランのお洒落なテーブルや椅子だったり。

それらはとても多くの費用を消費します。

自己資金でまかなえる場合は当然問題ないんですが、これらの資金は膨大な金額となるため、なかなか小規模の個人店でもない限りは、お金を借りて賄う場合がほとんどでしょう。

また、そこで資金を使い果たすとレストランの従業員やそのほかのインフラ費用などにもお金が回せなくなるので、これらも考えるとやはり費用は融資などの資金援助を受けるのが現実的だと思います。

在庫を用意する費用

そしてやはりこれも物理的な店を開く場合に問題になる事が多いのですが、在庫を持つ費用も当然必要になってきます。

特に典型的なのが小売店や製造業ですね。

これらの業界は、売る事が商売なのですが、当然その裏には倉庫の中に在庫が必要になってきます。

1つ物が売れ度にどこかから取り寄せていては、それこそ商売にならないですもんね。

という事で、これらを用意するのは売る前に資金が出ていく事を意味します。

掛け売り金額

これはいわゆるツケ払いというやつですね。

例え物が売れたとしても、その金額がすぐ入金されないのであればそのお金は絵に描いた餅でしかありません。

それが自分たちの口座に入金されない限りは、何が起こるかわかりませんので油断してはダメです。

税金

これも忘れてはいけないポイントです。

税金は、毎年ある決まったタイミングで費用が発生してしてしまいます。

これが、売り上げに対しても当然税金がかかります。

ここで問題なのは、税金は例えツケ払いであっても売り上げが発生したと見做されてしまうため、余計に税金が膨れ上がってしまうという事です。

税金はなかなか遅らせる事が難しいポイントなので、これは先に支払うように優先順位を上げておき、比較的融通の聞きやすい銀行などは優先度を下げておくような事が必要になってきます。

しかし、当然そのような優先順位を考えていることはバレないように気をつけて下さい

借入した返済

以上のように、お金が発生する例を紹介してきました。

これらに発生した費用は当然、返済ができなかった場合は借入をする事になるのですが、その借入れた金額については後で返済が迫られます。

この時に返済が滞ってしまうと資金ショートという事になってしまいます。

工事など

工事などは一般的にその期間が長期に及びます。

工事だけではなくて例えば建築だったり製造業のような場合ですね。

これらの業者の場合は売り上げが資金がもらえないので一般的にはその資金が入金されるのはずっと先のことになってしまいます。

この間に不測の事態が起こると建築業界などはひとたまりもないわけで、そのため何回かに分けて資金を支払ったりとかが実際には行われます。

まとめ

今回は、資金がショートしてしまう典型的な6つの理由について紹介してきました。

細かく分けると他にもありますが、これだけでも最低限抑えておかないと後で大変なことになるので、各自チェックリストなどを作って忘れないようにしましょう。