経営者は肝に銘じて!資金繰りは忘れてはいけない経営者の仕事の1つである

資金繰りの種類

資金繰りは社長の仕事

ここで改めて厳しい事を言わせもらうと、資金繰りは誰の仕事でしょうか?

当然、経営者であるあなたの役目なのです。

なぜかと言うと、資金繰りをするためには会社の方針や将来性、ビジョンなどを説明しなくてはいけません。

この時に、一社員がこれらの説明をする事ができるのでしょうか?

もちろん、これらは物理的にはする事ができますが、お金を貸す側の立場に立つと、これらは本当に聞いてもらえるでしょうか?

もしあなたが銀行の融資側の立場だとすると、おそらくノーでしょう。

なぜならそのような末端の社員の言葉は説得力がないからです。

社員は会社の将来性を決めることはできないので、いくらそのような立場の人が頑張って説明をしたところで、「結局この人は上から言われた事をやっているな」と思われておしまいなのです。

逆に、そのような説明を末端の社員にさせてしまうと、その会社自体の信用を落とす事になりかねません。

資金繰りができない社長は信用されない

社長の仕事と言うと、つい売り上げばかりに目を奪われてしまいがちですが、決してそんな事はありません。

むしろ、どちらかと言うとこちらの資金繰りの方が大事な仕事なのです。

この資金繰りは出血を止めるような仕事で、できるだけ短期間で出血量を止めないと死に至ってしまうわけです。

いくら、売り上げをあげる、つまり輸血をして血の量を増やしたところで、やはり先決すべきは血を止める事でしょう。

それはたとえ経営に関わった事がない人から見ても明らかでしょう。

誰かが、出血しながら走っていて、しかも輸血もされています。

輸血をされているから死なないから大丈夫!とその人が言ったところで、いやいや、そう言う問題じゃなくて、、と言いたくなってしまいます。

と言う事で、社長の最も大事な仕事の1つは資金繰りであり、これができない社長は銀行や社員から残念ながら信用してもらえません。

資金繰りで必要な事

それでは、具体的に資金繰りとはどのような事をすればいいのでしょうか?

端的に言うと、次の事に尽きると思います。

それは、「入金はできるだけ早くして、出金はできるだけ遅くする」という事です。

これだけ聞くとなんかヤクザな事を言っているように聞こえますが、残念ながらこれは真実なのです。

誰も、入金を可能な限り遅くしていいですよ、とか出金は今すぐにでもできますよ、なんて甘い事は言いません。

余程お人よしの社長さんなら別ですが、おそらくそのような人は長く会社を経営していくのは難しいでしょう。

ビジネスの世界はある意味本当に非情なので、いくら自分のお金がなくなったところで誰も話を聞いてくれません。

誰だって、自分が大変な時に人助けなんてできませんよね。

基本的には、経済や世の中の状況というのはマクロ的に変化していくものなので、自分の会社が厳しければその時は他の会社や銀行も厳しい状態にあるんです。

なので、自分の身は自分で守る!という事を鉄則にみんなビジネスを行っています。

これは暗黙の了解みたいなものなので、おそらくどこに行っても教えてくれないでしょう。

支払いを待ってもらう

常套手段の1つは、ある支払いとある入金が同時期に重なったとします。

この時、資金に余裕がないのであればあなたがとるべき行動はただ1つです。

それは、入金を先にすます事、そして支払いはその入金の後にしてもらう事です。

単純なロジックですが、この順番を守るだけで精神的なラクさが全然変わってきます。

ぜひこの順番は守ってください。

他の資金調達先を探す

もし万が一に支払日にあなたの銀行口座が足りなくなってしまったら、あなたは他の銀行や資金調達先から資金を借りてこなくってはいけません。

そうしないと、あなたの代わりにお金を出してくれる人なんていませんし、ましてやどこかを掘れば出てくるものでもありません。

幸いな事に、現代は資金調達先が銀行以外にもたくさんあるので、どれか1つがダメでも他の手段を利用できます。

特に、即日での資金調達は最近では可能になってきており、その場合はビジネスローンやファクタリング等が候補になってくると思います。