【初心者向け】資金繰りに最低限必要な知識を徹底解説

資金繰りのノウハウ

前回は、資金繰りを知らないと何が起きてしまうか、その先に会社がどうなってしまうのか、という点の概要を説明してきました。

まだまだ具体的な事を話してないので、イメージを掴めてない方も多いと思います。

今回は、少しずつ用語を交えながら、資金繰りの実際のところをもう少し深掘りして行こうと思います。

赤字と黒字について

簡単に言うと、儲かっている状態の事を黒字、儲かっていない状態の事を黒字と言います。

え?そんな事もう知ってる?

という方ももう少し聞いてみてください。

経営用語で言うと、このように儲かっている状態で決算の発表を行う事を黒字決算で、後者の方を赤字決算と言います。

この辺りになると新聞でもよくでてくる言葉なのでだんだん聴き馴染みのある声も聞かれてくると思います。

なお余談なのですが、なぜ赤字と黒字という呼び方をするのでしょうか?

普段、我々は聴き慣れてきてしまっているので違和感など感じませんが、よくよく感じるとすごく不思議な雰囲気ではないでしょうか?

何が赤くて何が黒いのでしょうか。

お金が色がついているわけではないので、これはよく考えると不思議な現象にも聞こえます。

実は、昔の帳簿というのは手書きを作成していたのですが、この時決算の収支がマイナスだった時に、わかりやすくするために赤色のマーカーでチェックして記入していたのです。

逆に、ちゃんと利益がでている時であれば黒色のマジックで書いていたので、黒字になるわけです。

そのまんまですね。

このように、由来まで知っているととてもイメージがしやすくなると思います。

倒産について

そして、次によく聞く言葉が倒産ですね。

私もそうでしたが、世間では赤字=倒産のイメージが強いと思います。

しかしながら、経営や資金繰りの事を勉強し始めると、必ずしもこのイメージが正しくない事が分かると思います。

資金繰りや経営の事をちゃんとわかってないとなかなかこの先入観からは抜けられないのですが、このような先入観を持ってしまっていると必ず将来の自分に跳ね返ってきますので必ずここで見直しください。

実際の資金繰りというのは決してそんなに簡単なものではなく、仕入れや借入の返済時期など、いろんなお金の出し入れを気にしなくてはいけません。

そして厄介なのは、この借入の出し入れの金額の代金だけではなくて、そのお金が「いつ」出し入れされるかの時期が非常に大事になってきます。

資金繰りを複雑にしているのは、ほとんどこの時期が関わっているからといっても過言ではありません。

儲かっているかどうかは単に売り上げだけの話ではない

それでは、実際に儲かっているというのはどういう状態を表すのでしょうか?

ここまで読み進めてきた方は概ね察しがつくと思いますが、その金額というのは必ずしもその時期に全額振り込まれるわけではありませんよね。

例えば、あなたが何かの製品を作ったとしましょう。

あなたの製品をどこかの百貨店においてもらえたとします。

その時、あなたはそのおいてもらったからといって必ずしもその金額がすぐにゲットできるわけではありません。

そのお金は後から、百貨店で商品が売り上げされた時に初めて懐に入ってきます。

つまりは、そのお金はずいぶん先にならないとあなたの元に入ってこないわけです。

しかしながら、売り上げとしてはその金額があなたの元に入った事に見かけ上はなっていると思います。

なぜなら、収益表の原則としては、その金額や売り上げ、契約が発生した時点で計上していいですよ、というルールがあるからです。

なんかせこい事をやっているように聞こえるかもしれませんが、実際に今の日本ではそのようなルールにのっとってどの会社も収支表を作成しています。

おそらく世界を見渡しても、同様のケースだと思います。

これは、単にどれが正解かという話ではなくて、現実問題として何かのルールを決めてやらないと市場が混乱してしまい、それこそ混沌とした世界ができてしまって収益管理なんてできなくなってしまいます。

大事なのは、ルールを一元化する事が大事なのでその内容は別になんでもいいんです。極端に言えばですが。