あなたは勘違いしてない?損益書の正しい見方

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損益書について紹介

あなたは損益書を見たことはありますか?

経営者や経理の仕事をしていない限り、なかなかお目にかかる機会は少ないと思います。

簡単にいうと、そこにいは売上高だったりげんか、人件費、営業利益などがびっしりと書かれています。

多くの経営者が勘違いしていること

ここで一番言いたいのは、損益書をみるときにある勘違いをしたまま見てしまうと、その舵取りはおそらく最悪の方向に行ってしまうことです。

その勘違いとは、お金の流れです。

損益書は、ググれはすぐ出てくるので分かると思いますが、一般的に売上高が一番トップに来て、そこから売上原価、売上総利益、人件費、経費、販売費、管理費等が差し引かれて最終的な利益が導かれます。

これをみると、誰しもがウォーターフロー的な流れを感じてしまい、最初にこれだけの金額が入金されて、いろいろなものを差し引かれた末に残ったのがこの金額(営業利益)、とイメージしてしまいます。

ただし、これは大きな間違いです!!

なぜかというと、この表はあくまで人がお金の収支を把握するために作られた表であり、実際のお金の流れを表すものではないからです。

今までの記事でも書いた通り、場合によっては売掛金が発生し、実際の入金は1年後、、なんていうこともビジネスの世界では往々にしてあります。

それを頭におかずにこの損益書を見てしまうと、今はXX円の利益があるんだから、この金額を元手に次のビジネスを展開しよう!となってしまうと危険です。

まだ存在しないはずのお金をあるものとして捉え、多額の投資をしたはいいけどその返済資金が実際には足りず、すぐに資金ショートしてしまう可能性が高いです。

という事で、この表1つとってもその見方には細心の注意が必要です。

資金繰りが難しい要注意ジャンル

ここで、資金繰りに対する注意点についてお伝えしてきましたが、もう1つ頭に入れておかなくてはいけないのは、資金繰りの難しさはその業界に応じて大きく変わる事です。

例えば、ここで紹介するのはいくつかの業種です。

季節に左右される業界

季節や天候に左右されると、その資金繰りは物凄く難しく複雑になります。

その典型的な例はスキー場などのレジャーですね。

例えば今年の冬は大雪が見込まれたので、リフトの台数を大幅に増やしたとしましょう。

その数は一気に倍になりました。

これでスキー客を倍にでき、売り上げも倍になってリフト費用の回収もすぐに終わるはず、、、と見込んでいたら、実際にはその年には例年にないくらい雪が降りませんでした。

このような時は資金繰りはとても難しくなってしまいます。

また、もう少し規模の小さいところで言うとアイスクリーム業界なんかもそうですね。

今年の夏はとても暑くなるので、アイスクリームの売り上げが爆発的に増えると見込んでいた、、しかし、実際は10年に1度の冷夏であった。

このような状況は、とても良く起こります。

当然ながら、経営者のあなたも銀行の担当者も天気予報司ですらも、完璧な予想などできません。

建設業界

一般的に、建設業界は資金繰りが難しいと言われています。

なぜかと言うと、建設業界は作るのにとても長い時間がかかるためです。

一般的な住宅ですら数ヶ月、大規模なビルともなると数年にも及んで完成、、なんてことは普通にあります。

こんな時に、お金は完成した時に払うからね!と言われてしまっては、その数年後の入金までの資金がないと受注できない、、と言うことになってしまい、結局大規模の体力のある会社しか受注できない事になってしまいます。

しかしこのような業界には、一般的に中間金を支払う事が行われています。

やはり最後まで待ってもらう、、というのは現実的ではないので、建設業界から声が上がってこのようなスタイルが一般的になってきました。

という事で、このような業界に携わっている社長さんや経営者のかたは十分に中しておきましょう。