赤字でも倒産しない?!そのカラクリについて簡単に説明

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前回の記事では赤字と黒字について説明してきました。

そこでお伝えしたかったのは、いかに世間が持っているこの言葉の先入観が間違っているかという事です。

だって、赤字=倒産、黒字だったら経営は順調であると誰もパッとイメージするからそういうイメージはもう定着してしまっていると言っても過言ではないでしょう。

ここでは、赤字でも倒産しない場合があるという事を紹介して、そのカラクリつにいて少し細かく説明していこうと思います。

おそらくこれを読めば、あなたのまちがっていた知識が少しずつ改善されていくでしょう。

赤字でも倒産しないカラクリ

支払日に足りないお金をどこかから調達さえできれば、例え自転車操業だと揶揄されてもその会社は倒産しません。

これが経済の前提です。

例えば、その赤字でもなんとか支払いを先送りして、今月末締め切りだったお金を来月末に伸ばす事ができればその会社は資金繰りができている事になり、倒産しないという事になります。

そしてその浮いたお金で更なる事業資金や投資、事業資金の延長などに利用する事ができれば将来的な成長も期待できる事でしょう。

という事で、なかなかこのての話はやり辛いわけですがこれから言える事は、たとえ赤字であってもその経営者の手腕によってはいくらでも生き延びる事ができるという事になります。

もちろん、理論的にはですが。

赤字倒産するかどうかは経営者の手腕にかかっている

赤字ですぐ倒産してしまうような会社は、おそらくその経営者の力量が少し足りなかったせいかもしれません。

もちろん、経済全体の状況によりお金がそもそも借りれない事態が続くこともあるため一概には言えませんが、概ね経営者がコネクションが足りなかったり銀行側とうまくソリが合わなかったりすると自転車操業がうまくいかず、必ずどこかで資金がショートしてしまい、従業員にお金が払えなくなるなどで倒産してしまう事になります。

逆に言えば、やはりその先の利益ばかりみていて手元が見れない社長さんの場合は逆の事が起こりいます。

例えば、1年後に10億円が儲かるような話があったとしましょう。

そしてあなたは頑張って交渉し、何度かのプレゼンの結果、見事その案件を受注する事ができました。

そしてあなたの会社は順風満帆に成長し、一部に上場、、なんてことは夢物語です、残念ながら。

なぜかと言うと、場合によりけりではありますが、ここで重要なのはそのお金が入ってくるのが1年後だと言うことです。

1年間の間に、あなたはどれくらいのお金を消費するのでしょうか?

一番大きいのは、やはり人件費でしょう。

会社員1人あたり月30万円だとしても、10人雇ったら300万円が月々消えていきます。

そして、これが1年となると3600万円になりますね。

つまり、あなたの手元にこれだけのお金がないと従業員に給料が払えなくなり、その会社は資金難となってしまうわけです。

これが黒字倒産の典型的な例です。

一応、収支上は契約を成立した時点でお金をゲットした事になっているので、あなたの会社には既に10億円が入っている事になります。

あくまで紙の上では、ですが。

しかし途中で従業員に給料が払えなくなってしまうと資金ショートになって潰れてしまうわけです。

なんかはたから見ると、あんな調子の良さそうな会社がなんで潰れちゃうの?と不思議に思う会社が潰れた例も珍しくありませんが、その裏側にはこのような事情があったのです。

そしてもう1つ注意しなければいけないのは、1年後の事です。

あなたは頑張って頑張って1年を耐え、なんとか無事に工事も終了させました。

そして待ちに待った約束の10億円の入金の日、、

取引先から、一本の電話がかかってきます。

「すみません、1ヶ月入金を遅らせてもらえないでしょうか?」

あなたは青天の霹靂に見舞われます。

なんとか1年であれば頑張れたのに、後1ヶ月も資金繰りをする体力もコネクションも財力も何も残っていません。

あなたは絶望した気持ちになり、会社を畳む事になりました。

なんていうのはかなりネガティブ側のストーリーですが、実際にはこのような事例はいくらでも見つかります。

くれぐれも、余裕を持った資金計画を行いましょう。