あなたの銀行のイメージは古い?今時の銀行の資金貸し事情

資金繰りの種類

今時の銀行の事情とは

あなたは銀行と聞くと、貸し渋りだったり貸し剥がしだったり、何か冷酷や残酷な組織を想像しませんか?

実際、私も持っていました。

しかしながら、このイメージは今は昔、という事を最初の結論として申し上げておきます。

実際には、2000年前後の不景気の時はこのような事例は頻繁に見られました。

やはりどこも余裕がなく、銀行としても自分たちの身を守るために仕方がなかったのです。

確かに、マクロ的にみると小さい町工場がたくさんつぶれるよりは、1つの銀行がつぶれる方が社会や日本へのインパクトは大きかったため、ある意味それは正義であった、という見方もある程です。

話はそれましたが、今ではそれらはほとんど発生しておりません。

金融庁からの指導が入っている

現代では、過去の社会現象や課題から教訓を得て、そういった非人道的な手法はやらないようにしましょう、という指導が金融庁から入っています。

これは、やはり1つ1つの銀行の努力ではどうすることもできないマクロ的な問題なので、やはり金融庁が出てきたというのはある意味必然とも言えます。

それほどまでに、過去の貸し剥がし事情は酷かったのです。

自殺者が後を立たず、後継者不足の問題なども重なり、本当に中小企業としては辛い時期でした。

それを乗り越えた今の現代は、そういったこともほとんどなくなり、借りる側にとってはとてもいい時代になったと言えるでしょう。

過去に辛い目にあった人たちの思いは、無駄ではなかったのです。

ただし、やはり甘くはない

しかしながら、当然銀行側としても甘い対応になったわけではありません。

あくまで貸し渋りや貸し剥がしがなくなったというだけで、銀行の審査が甘くなったとは一言も言っていません。

むしろ、それらの対応ができなくなった事で、銀行としてはやはり審査時に入念に、その会社の事を調べ上げ、こららの会社が本当に資金を返済できるのか?という事を調べるようになったのです。

その結果、当然審査は厳しい方向にいきます。

過去には通っていた審査も、だんだんと厳しくなった、という声はそこら中で聞かれる事です。

その代わりに間に入り込んできたのが、ノンバンクなどの銀行ではない金融業者です。

これらは、結局今まで銀行が行ってきたハイリスク案件を肩代わりして受注している、というのが大きな視点で見たときの構図になっています。

しかし、やはりこれらの会社の取り立てもだいぶ良くはなってきているので、やはり昔に比べてみると全体的には良くなっています。

返済額を減らしてもらうポイント

こういうとなかなか信じてもらえないかもしれませんが、銀行から借りた金額は減らしたり、時期を遅らせる事ができます。

そんな事をしてしまうと、銀行が損をしてしまうのでは?と気にしている方も多いと思いますが、それはその通りです。

銀行が損失を被り、その会社のいくすえを見守るという事が頻繁に起こるようになってきました。

それは、やはり事業の不安定性がだんだん増えてきているため、不測の事態が起こり易くなってきたから、とも言えます。

やはり銀行としても中小企業にはできるだけ長く頑張って欲しいというのが心情です。

これらの取引先を、たった1回のミスで切っていては心が痛んでしまいます。

なので、そのための救済措置としてこう言った事が頻繁に行われるようになってきました。

そのためのポイントはまた別の記事で紹介できればと思います。